[内容]
フランス観光開発機構の推薦に基づき厳選した美しい30の村々の魅力を紹介し、好評を得た『フランスの美しい村を歩く』を増補。パリからアクセスがよいフランス北西部の風光明媚な5つの村を新規取材で書き下ろし、アクセスや訪問ガイドも見直してパワーアップした新装版。新たに加えたのは、バラの村・ジェルブロワや森と館の村として知られるリヨンス・ラ・フォレ、愛らしい家並みが続くル・ベック・エルアンなど、いずれも歴史や芸術、食の魅力にあふれる、いま訪れるべき5つの村々。“旅のプロ”が案内するフランスの通な旅の入門書として、また、あたかも著者と一緒にまだ見ぬ村を訪ね歩くかのような紀行エッセイとしても、読み応えのある一冊。
[目次]
◇「フランスの最も美しい村」とは?
◇フランスの最も美しい村 紀行エッセイ
コンク/エギスアイム/カルンナック/サン・シル・ラポピー/グルドン/コロンジュ・ラ・ルージュ/リクヴィール/ノワイエ・シュル・スラン/ゴルド/ヴェズレー/サール/ルールマラン/シャトーヌフ/イヴォワール/コアラーズ/チュレンヌ/メネルヴ/ガッサン/アイノア/フラヴィニー・シュル・オズラン/ヴナスク/ペルージュ/アンスゥイ
☆新たに書き下ろした美しい村
ジェルブロワ 咲き乱れるバラは芸術家の思い
ラ・ロッシュ・ギヨン 古城が見下ろすセーヌの流れ
リヨンス・ラ・フォレ 森に包まれた村の豊かな表情
ル・ベック・エルアン 戦禍をこえて響く祈りの鐘
バルフルール 灯台を望むノルマンディーの港町
◇旅の途中で出会う自分だけの「美しい村」
ボニュー/トゥレット・シュル・ルー/フィジャック/キブロン/トゥルゼーニー/ヴィルフランシュ・シュル・メール/モン・サン・ミッシェルコンク
◇訪問ガイド
[寺田直子(てらだ・なおこ)]
トラベル・ジャーナリスト。東京都生まれ。日本とオーストラリア・シドニーの旅行会社勤務後、編集プロダクションを経てフリーランスとして独立。旅歴30年。これまでに90カ国以上を訪れ、年間150日前後、国内外のホテルやリゾート、旅館などに宿泊している。第13回フランス・ルポルタージュ大賞受賞。著書に『ホテルブランド物語』(角川oneテーマ21)、『泣くために旅に出よう』(実業之日本社)、共著に『ロンドン美食ガイド』(日経BP社)などがある。講演・執筆多数。
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