[内容]
着物に関する研究を続けながら、その魅力を国内外に広めることをライフワークにしているシーラさんは、大学で教えるときも、友人に会うときも、ほぼ毎日着物。そんな彼女の個性がキラリと光る、古着やアンティークを中心とした私服の着物コーディネートを紹介する、自身初の写真集。
[シーラ・クリフ(Sheila Cliffe)]
1961年イギリス生まれ。リーズ大学大学院博士課程修了。埼玉大学、立教大学の非常勤講師を経て、十文字学園女子大学教授。大学で英語と着物文化を教える傍ら、国内外で着物展覧会やファッションショーの企画・プロデュースをするなど多彩な活動を展開。2002年、民族衣裳文化普及協会「きもの文化普及賞」を受賞。著書に『日本のことを英語で話そう』(中経出版)。17年には、これまでの研究結果をまとめた英語版の著書『The Social Life of Kimono』(Bloomsbury)を出版。クリエーターとして注目を集めるAKIRA TIMES初の写真集『KIMONO times』(リブロアルテ)の出版サポートなど、活動の幅をさらに広げている。
[タッド・フォング(Todd Fong)]
1969年アメリカ生まれ。サンノゼ州立大学で映画制作を専攻するが、写真家としてのキャリアを追求するために退学。カリフォルニア、シンガポールでの在住後、現在は東京で写真家として活動中。2014年「箪笥開きプロジェクト」の写真家として、シーラ・クリフの研究をサポートしている。
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