目次
まえがき 赤坂憲雄
第一部 反欲望の時代へ
第一章 被災地とメディアと東京
第二章 震災の名称を変えた愚かさ
第三章 震災をめぐる日本の「知」
第四章 学ぶべきもの、進むべき道
第五章 揺れる日本人のメンタリティ
第六章 終末的な風景から生まれる思想
第七章 原発禍を越える「希望」とは
第二部 過去からの伝言 〜歩み直しのために〜
寺田寅彦 『津浪と人間』『天災と国防』『日本人の自然観』
岡本太郎 『ちゅらかさの伝統』
岡 潔 『対話 人間の建設』より
和辻哲郎 『風土 人間学的考察』より
小學國語讀本 『稲むらの火』
柳田國男 『二十五箇年後』より
旧約聖書 『ノアの方舟』
鴨長明 『方丈記』
宮澤賢治 『グスコーブドリの伝記』『農民芸術概論綱要』『生徒諸君に寄せる』『発電所』
佐々木喜善『縁女綺聞』より
あとがき 山折哲雄
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